血沸き肉躍る日常。喜怒哀楽は諸行無常。ロック哲学。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
くるりの7thアルバム『ワルツを踊れ Tanz Walzer』が6/27にReleaseされました。

日本のロック・バンド史上、初となるウィーンでのレコーディングを敢行したくるり。
ウィーンはクラシックの聖地であるし、ストリングスも多数効果的に使われている。
しかし其れだけの魅力で聴いても面白くないし、失礼だ。
「ロックとクラシックの融合」なんて、仕様も無い解釈だろう。ホントの作意は別に在る。
ワルツと言っても、3拍子の曲が並んでいる訳では無い。
唯々、此処には知的で純粋な音楽が鳴っているだけだ。
もう何て書いたら良いか分からないけど、兎に角素晴らしい。
音楽として、最強。
確実にくるりの代表作と位置付けられるし、最高傑作に違いは無い。
今迄のくるりとは違う次元に立っている上、次はきっと、もっと凄い筈。
◎曲目
1.ハイリゲンシュタッド HEILIGENSTADT
(狂気。尋常では無い何かが始まる。)
2.ブレーメン BREMEN
(名曲中の名曲中の名曲。今作を代表する曲。綺麗過ぎる。アウトロ異種世界①)
3.ジュビリー JUBILEE
(くるり史上最高傑作シングル。メロディ展開のユニークさ。達身サヨナラ。アウトロ異種世界②)
4.ミリオン・バブルズ・イン・マイ・マインド MILLION BUBBLES IN MY MIND
(何かが憑いている岸田のファルセット。ベースがグルーヴィーである。)
5.アナーキー・イン・ザ・ムジーク ANARCHY IN THE MUSIK
(ストリングスの非合法トリップに、狂喜乱舞。音楽版インテリ・ヤクザ。)
6.レンヴェーグ・ワルツ RENNWEG WALTZ
(タフな包容力。最も優しい歌声と歌詞。)
7.恋人の時計 CLOCK
(東京とウィーンの時間の流れ方の違い。)
8.ハム食べたい SCHINKEN
(ハム=太腿、倦怠期のカップルのセックス。
オーソドックスなロックが逆に異彩を放つ。)
9.スラヴ SLAV
(メロディが不謹慎な言語と成り得る。アルバムの核。アウトロ異種世界③)
10.コンチネンタル CONTINENTAL
(アルバム中最もダイレクトなロック。意識のハッキリした夢。)
11.スロウダンス SLOWDANCE
(所謂"歌モノ"。緩やかな空気感がスウィートである。)
12.ハヴェルカ CAFÉ HAWELKA
(民謡の様な、全世代に響くメロディ。最もアルバムのコンセプト・イメージを表している曲。)
13.言葉はさんかく こころは四角 TRIANGLE
(映画『天然コケコッコー』の主題歌。
映像と感情を込めて作っている為、隙間の多い創り{ハイウェイと家出娘然り}。
岸田が映画の為に作る音楽を理解するには、そんな事も考えなければならない。)
14.ブルー・ラヴァー・ブルー BLUE LOVER BLUE [Bonus Trk.]
(くるり初のレゲエ・ナンバー。
岸田繁と佐藤征史の2人がくるりだと言う事を解らせてくれる曲。
今回のコンセプトに合わずに外した曲を沢山聴きたい。きっと凄い。)
●吉報
ラストに収録されている、
「言葉はさんかく こころは四角」の別ヴァージョンがシングルリリースされます。
くるり19thシングル
7/25 Release 『言葉はさんかく こころは四角 (single ver.)』

1.言葉はさんかく こころは四角
2.ウィーン5 (Salyuとのデュエット)
3.ブルー・ネイキッド・ブルー (佐藤征史がVox)
此れまでくるりは、アルバム毎にコンセプトを変えてきた。
此処まで良い意味で様々な音を出して来たバンドは多分、居ない。
敢えて捻くれて、真っ直ぐに音楽を鳴らさなかったバンドが、
今作では素直に自然に、音楽を奏でている。
岸田繁の遣りたかった事が初めて100%出来たアルバムだと想う。
曲群は途轍もなく美しく、極々にポップである。
故に斬新で、闇雲に懐かしい(意識しないと気付かない位に)。
全編に"歓び"が満ち溢れている。
自分の中では2000年にReleaseされた2ndアルバム、『図鑑』を超えた。
と言うか、此れは新たな始まりなんだ。
くるりは遂にトップに立った。
イマ、此れを聴かなくて如何する?
今日の1曲 / スラヴ (くるり)
日本のロック・バンド史上、初となるウィーンでのレコーディングを敢行したくるり。
ウィーンはクラシックの聖地であるし、ストリングスも多数効果的に使われている。
しかし其れだけの魅力で聴いても面白くないし、失礼だ。
「ロックとクラシックの融合」なんて、仕様も無い解釈だろう。ホントの作意は別に在る。
ワルツと言っても、3拍子の曲が並んでいる訳では無い。
唯々、此処には知的で純粋な音楽が鳴っているだけだ。
もう何て書いたら良いか分からないけど、兎に角素晴らしい。
音楽として、最強。
確実にくるりの代表作と位置付けられるし、最高傑作に違いは無い。
今迄のくるりとは違う次元に立っている上、次はきっと、もっと凄い筈。
◎曲目
1.ハイリゲンシュタッド HEILIGENSTADT
(狂気。尋常では無い何かが始まる。)
2.ブレーメン BREMEN
(名曲中の名曲中の名曲。今作を代表する曲。綺麗過ぎる。アウトロ異種世界①)
3.ジュビリー JUBILEE
(くるり史上最高傑作シングル。メロディ展開のユニークさ。達身サヨナラ。アウトロ異種世界②)
4.ミリオン・バブルズ・イン・マイ・マインド MILLION BUBBLES IN MY MIND
(何かが憑いている岸田のファルセット。ベースがグルーヴィーである。)
5.アナーキー・イン・ザ・ムジーク ANARCHY IN THE MUSIK
(ストリングスの非合法トリップに、狂喜乱舞。音楽版インテリ・ヤクザ。)
6.レンヴェーグ・ワルツ RENNWEG WALTZ
(タフな包容力。最も優しい歌声と歌詞。)
7.恋人の時計 CLOCK
(東京とウィーンの時間の流れ方の違い。)
8.ハム食べたい SCHINKEN
(ハム=太腿、倦怠期のカップルのセックス。
オーソドックスなロックが逆に異彩を放つ。)
9.スラヴ SLAV
(メロディが不謹慎な言語と成り得る。アルバムの核。アウトロ異種世界③)
10.コンチネンタル CONTINENTAL
(アルバム中最もダイレクトなロック。意識のハッキリした夢。)
11.スロウダンス SLOWDANCE
(所謂"歌モノ"。緩やかな空気感がスウィートである。)
12.ハヴェルカ CAFÉ HAWELKA
(民謡の様な、全世代に響くメロディ。最もアルバムのコンセプト・イメージを表している曲。)
13.言葉はさんかく こころは四角 TRIANGLE
(映画『天然コケコッコー』の主題歌。
映像と感情を込めて作っている為、隙間の多い創り{ハイウェイと家出娘然り}。
岸田が映画の為に作る音楽を理解するには、そんな事も考えなければならない。)
14.ブルー・ラヴァー・ブルー BLUE LOVER BLUE [Bonus Trk.]
(くるり初のレゲエ・ナンバー。
岸田繁と佐藤征史の2人がくるりだと言う事を解らせてくれる曲。
今回のコンセプトに合わずに外した曲を沢山聴きたい。きっと凄い。)
●吉報
ラストに収録されている、
「言葉はさんかく こころは四角」の別ヴァージョンがシングルリリースされます。
くるり19thシングル
7/25 Release 『言葉はさんかく こころは四角 (single ver.)』
1.言葉はさんかく こころは四角
2.ウィーン5 (Salyuとのデュエット)
3.ブルー・ネイキッド・ブルー (佐藤征史がVox)
此れまでくるりは、アルバム毎にコンセプトを変えてきた。
此処まで良い意味で様々な音を出して来たバンドは多分、居ない。
敢えて捻くれて、真っ直ぐに音楽を鳴らさなかったバンドが、
今作では素直に自然に、音楽を奏でている。
岸田繁の遣りたかった事が初めて100%出来たアルバムだと想う。
曲群は途轍もなく美しく、極々にポップである。
故に斬新で、闇雲に懐かしい(意識しないと気付かない位に)。
全編に"歓び"が満ち溢れている。
自分の中では2000年にReleaseされた2ndアルバム、『図鑑』を超えた。
と言うか、此れは新たな始まりなんだ。
くるりは遂にトップに立った。
イマ、此れを聴かなくて如何する?
今日の1曲 / スラヴ (くるり)
PR
この記事にコメントする
Calendar
05 | 2025/06 | 07 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
29 | 30 |
最新コメント
[11/13 SLT-A65]
[08/20 ブラックS]
[08/19 ロヒト]
[06/14 ブラックS]
[06/13 モリ]
[06/07 ブラックS]
[06/04 ロヒト]
[02/06 ブラックS]
[02/05 モリ]
[01/08 ブラックS]
最新記事
(12/07)
(11/24)
(11/09)
(11/07)
(11/06)
(10/31)
(10/29)
(10/26)
(10/25)
(10/18)
最新TB
Profile
HN:
ブラックS
年齢:
41
性別:
男性
誕生日:
1983/10/07
職業:
工場長
趣味:
音楽
自己紹介:
173cm/55kg
ロックの極みを探求。
人生に於いて、諸行無常は繰り返されるものであります。
淡々としたテンションと佇まいを凝縮。
ロックの極みを探求。
人生に於いて、諸行無常は繰り返されるものであります。
淡々としたテンションと佇まいを凝縮。
ブログ内検索
カウンター